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2011年7月

大鹿村騒動記

監督 阪本順治 

2

南アルプスの麓にある、長野県大鹿村に

300年以上続く村歌舞伎。

歌舞伎の主人公原田芳雄とヒロイン大楠道代の

18年振りの舞台。

演目は sign02 何かな?

そこにゆきつくまでの村民の

ドタバタ喜劇。

18年前に大楠が 幼なじみ岸部一徳と駆け落ち。

歌舞伎公演直前に、脳を病んだ状態で戻った。

群像劇だけどそれぞれのエピソードの関連が

うすい。だから?かしら、おかしいから笑っちゃうのだけど、

8時だよ全員集合のコントを 見ているような気分に。

念のため、「8時だよ全員集合」わたしは大好きでした。

大楠の実父三國連太郎が

原田の父がシベリアで最期のときに、

「歌舞伎をしたい」と亡き骸が涙を流していた。

と話す。

戻った妻大楠の病気が引き起こす混乱や

あれこれで、歌舞伎を投げ出したい原田が

この話で踏みとどまる。

大楠の病気も歌舞伎公演にうまい具合に 

回復。

Photo

映画は豪華キャストで

入場料1000円と お楽しみ価格。

歌舞伎の見得を切る様や腹から出す声。

さすがだ。どなたも、名優 sign03

大楠道代が 一番ステキだった。

JRの最寄り駅からバス1時間の

山深い大鹿村で 2週間合宿して撮影した時が

楽しかったと語っていた。

原田芳雄さんheart04大勢の観客が劇場に来ていました。

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黄色い星の子供たち

製作国 フランス・ドイツ・ハンガリー

監督 ローズ・ボッシュ

ジャン・レノ

メラニー・ロラン

名優こどもたち大勢

1942年ほんとうにあったことの映画化。

ナチ占領下のパリ。

胸に黄色い星のワッペンをつけることが、

ユダヤ人の義務だった。それは国籍に

関係なく課せられていた。

そのパリから子供も含めユダヤ人を

検挙するようにヒトラーにもとめられ実行された。

1942年7月6日。

密告や匿いは銃殺という中で、

勇気あるパリ市民は10000人を救った。

1

映画は、

検挙され自転車競技場、強制収容所、で過ごし、

そして最終施設行きの列車に乗せられる直前に、

逃れた少年ジョーの家族を中心に

わかりやすく描かれている。

寄り添うように生きているユダヤ人家族たちのシーン。

ドイツの要求を相談する首脳たちのシーン。

交互に映す。

ジョーの父親は世間の雲行きを危惧する娘の声にも

(根拠のないフランスに対する信頼で)応じず。

最期の最期に後悔していた。

一斉検挙の場面は子供の素直さや

家族はいつもどこでも一緒という家族愛が

フランス=ナチ側に有利に作用しクヤシイ。

地下に隠れている父親を 最近脳梗塞で

亡くなったと申告する母親。

その意味がわからず、家を出る間際に

「パパに言わなければ」と。

また、隣人が自身の息子のふりをして

引き受けようとした末っ子も、

(ほんとうの)ママにしがみつく。

集められた自転車競技場。

市井のフランス人たちは善良でした。

ということを語っている。

メンテのために呼ばれた消防隊員が水を配り、

多数の手紙類を人々から預る。

配管工の妻になりすました娘の素性を

知らないふりをする。(きっと逃げ切れまい)と

思っていたかもしれない。

ユダヤ人の医者が競技場に一人だけいた。

ジャン・レノ。ここで 志願の看護師メラニー・ロランが

働く。こどもたちと仲良くなる。

強制収容所へも看護師はついて行き、

粗末な食事を共にし、窮状を知事に手紙で

訴えたりもする。

密かに入手したキャラメルを

見ただけでこどもたちが、ゴックンとつばを

飲み込むようなシーン。大事そうにつまみ上げ

口に。幸せいっぱい delicious

そのシーンにかぶるように、

首脳の方のシーン。

総統の娘が、リムジンに乗った総統の容の

ケーキを食べる。ほとんど残したまま去る。

ラジオからの軽音楽に乗り、収容所の庭で、

ダンスするユダヤ人たち。医師と看護師。

目当ての女の子を誘うかドキドキしている間に

他の少年が彼女と踊り始めてしまう。

ヒトラーたちのシーン。

エヴァが ワグナーは嫌いよとか言い

ダンス曲に代え 踊るふりしながら

カクテルを飲んで 酔っ払いたい。

親たちが連れ去られ、収容所に残されたこどもたち。

ジョーは 逃げることにし、幼馴染を誘う。

検挙される前には

ユダヤ人の典型的な容貌だネと 笑いながら、

シケモク拾いをしたり一緒に登校したりしていた男子。

「弟を置いてゆけない」

「替わりばんこにおぶればいい」

「ヘルニアがあるからおぶれない」

・・・・・

ジョーの逃亡をわきで支えることになる。

こどもたちが列車で移動される日、

看護師メラニー・ロランは

ヘルニアの弟が首に下げている母の写真の

ロケットを 靴の中に隠すように命じ、

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義兄弟

監督・脚本 チャン・フン

ソン・ガンホ

カン・ドウォン

見たいと思っていて2番館でひろいあげた。

韓国では550万人以上を動員した作品。

南の国家情報員ガンホと北の工作員ドンウォン。

配役が逆みたい?いえいえ、うまい happy01

南に寝返った脱北者を殺す凄腕の 処刑人「影」。

彼にターゲットの在りかを案内するドンウォン。

その現場を押さえ捕獲する仕事に失敗し、

首になったガンホ。

(ガンホの上司は「華麗なる遺産」の弁護士演った人)

1

大混乱の銃撃戦現場で お互いがチラッと見て

その印象を覚えた。

ドンウォンのほかに二重スパイがいたのだが、

ドンウォンは裏切り者の烙印をおされた。

6年後に話はうつる。

自分だけが相手を覚えているとふたりとも

思い込んでいた。

ガンホは警察仲間のこぼれ仕事で、人探しの探偵に。

ドンウォンは汚名のため帰国できず、

ベトナム人たちに混じって建築現場にいた。

ベトナム人親分にやられそうになったガンホを

助けたことから ガンホといっしょに仕事をする。

寝食をともにしうちとけてゆく。

韓国人DV夫から逃げたベトナム人女性を

探し出し村へ連れ帰る仕事の時、

妹のいる**へ立ち寄って欲しいという

女性の希望をうけいれ、彼女をそこに

おいたままにする。そんなやさしさ?が

ガンホに芽生える。それは自身の娘との

関係の行き詰まりに原因するばかりでなく、

ドンウォンが大きく影響している。

探し出すターゲットにくっついて難民村をでた

娘をふるさとへ送り届けた時は、現物で

お礼をもらった。ニワトリや野菜。

北と南のドンパチ血みどろ映画の中で

ほのぼのシーンは なかなか sign03 smile

徴兵制をしき、境界では発砲事件もある。

そういう現実を生きている韓国の人たちの

厳しさ・・・

韓国の人たちはエンタテイメントとして楽しんでいるのかしら?

政府の宣伝映画では無いよネ。

「アイリス」や「犬とオオカミの時間」とか

一時期見まくった韓流ドラマと共通しているのは、

主人公は なかなか死なない。

グサグサ刺されても、トドメをいくつくらっても。

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ジュリエットからの手紙

主演 アマンダ・セイフライド=ソフィア

    ヴァネッサ・レッドグレイヴは いつか眠りにつく前に 以来。

    素敵な女優だ。

    

小さい劇場に変わった7月2日に見た。

予想通りの満足は 得られた。

Juliet

50年前の恋人をみつけた。クレア=ヴァネッサ・レッドグレイヴ

妻を亡くしていたロレンツォ=フランコ・ネロと

再婚 happy01 heart04

 おはなしだから どこまでも ハッピーでよかったよかった。

わたしの目的は

フランコ・ネロ 

この名前は 

「スキャンダル」の いやらしい男だ。

ロレンツォを探しながら ソフィアも自分の恋を

考えて変心する映画だから、

なかなか フランコ・ネロは登場しない。

ついに 出た sign03 やさしそうなおじいさん。

ギラギラしていない。当たり前だネ。

年月ばかりじゃなく、役柄のせいだ。

イタリアの観光映画といってもいいほど、

イタリアが美しく撮られていて、

砂ホコリが舞い上がる畑の中の道までが

とてもステキ。

調査員という職業柄か 

好奇心いっぱいのソフィアはスグ尾行する。

ジュリエットの秘書の女性や クレアの孫。

けれど フィアンセ ガエル・ガルシア・ベルナル

にはついてゆかない。

食材やワインの追求の旅に誘われても・・・・・

なあんだ think きっと 好きじゃないんだ。

彼を。

 

様々な ロミオとジュリエットの絵画を

背景に幕が開き、

The End  で終わった。

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