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カティンの森

ポーランド映画

アンジェイ・ワイダ監督

「地下水道」も「大理石の男」も見ていない。

監督の名前をなぜか知っている。

「灰とダイヤモンド」も見ていない。

「カティンの森」事件。

監督の父親が他のポーランド将校とともに、

そこで虐殺された。

1939年宣戦布告もないまま、武装解除され

捕虜として連行されるポーランド兵たち。間際に

将校である夫のもとへたどり着いた妻アンナに

「軍人として国と誓ったから」と「逃げようと」誘う

妻と娘と別れる。

後に、夫の母に、そういうチャンスがあったのではと、

尋ねられて 彼女はくやしかったと思う。

息子の生存に懐疑的な義母に

「彼はわたしの一部なの。わたしは今こんなに

健康なの。彼も生き永らえている。」と強い

語調で主張する場面。彼女も不安なのに、

義母を励ましながら 自身にいいきかせている。

収容所で 

「武器は無くなっても、すぐに製造はできる。

しかし、熟練将校の知恵や人脈は

すぐにできるものではない。」と話していた。

まさにそれなのだ。

将校たちを集団虐殺。

歴史に詳しくないから、パルチザンで

生き延びその後射殺された甥。

姉と妹それぞれのよりどころとなる、

思想のちがいなど??も多かった。

兄はソ連により殺されたと刻んだ

墓石はキリスト?協会に拒否され、仮設置された

市民墓地で破壊された。碑を作った妹は、

取調べのあと階段を降りていって

その後どうなったのだろうか。

カティンで発掘された遺体から集められた

遺品。それは戦争犯罪の証拠として保管されていたのだが、

妻アンナに渡され、 ・・・救われ る。

夫がコマメニ残した手帳の日記で

ラストシーンは 凄い。

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コメント

悲劇は、現在も。
カティンの森事件の
追悼式典に参加するカチンスキ大統領
ほか政府高官たちと、事件の遺族など
97人が乗った政府専用機が
着陸に失敗し、墜落した。
4月10日

事件から70年、初めてロシア側が
主催した7日の追悼式典には
トゥスク首相が招かれていた。

投稿: ánimo | 2010/04/11 14:29

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